こんにちは。order suit navyです。
オーダースーツ【生地の選び方】・【ボタンの選び方】に続き、本日は【裏地の選び方】のポイントです。
裏地は着用時は基本的に見えませんので、オーダースーツで選んでいただくアイテムの中では、最も自由に好みや個性を表現できます!正直、お客様のモチベーションが上がる裏地だったらなんでもOKです!が・・・選択肢が多く、なにか基準があった方が選びやすい方もいらっしゃいますので、裏地選びのポイントをいくつかお伝えします。
①生地との相性
ボタンと同じですが、やはりスーツの生地との相性は重要です。
裏の見えないところですが、生地と裏地のコントラストで双方の見え方が変わりますし、なによりもチラッと見えたときに目を引きますし、おしゃれなポイントにもなります!
②個性を表現
この裏地がカッコイイ!と裏地を単独で気に入ってくださる方も多くいらっしゃいます。裏地は1つの柄に4~8色程、色のバリエーションがございますので、気に入っていただいた柄の中から生地に合う色を選んでいただくと、生地とのバランスも良くなります。
③とにかく目を引く
インパクト重視な方は、お仕事に差し支えない範囲で、派手柄&派手色をお選びください!
④素材の違い
なによりも素材重視派の方には、キュプラ(ベンベルグ)100%の裏地がおすすめです。
キュプラ(ベンベルグ)素材の裏地は、非常にすべりが良く、シルクのような光沢感があり、静電気もおきにくいです。さらに、吸水性・放湿性にも優れていますので、汗や湿気を吸い取り、放出してくれますのでムレにくく、快適な着心地のジャケットになります。
最近はスーツにベストを付けてオーダーされる男性が非常に多くいらっしゃいますが、ベストをオーダーされる際は要注意です!
ジャケットの内側の裏地が、ベストの場合、背中の表地になります。そうです、ジャケットを脱いでしまうと、ベストの背中が裏地になっておりますので、もはや裏ではございませーん。
思いっきり派手な裏地を選んでいただきますと、もれなくベストの背中に派手な裏地がお目見えします!背中で周囲の視線を一人占めされるも良し!ベストの背中になるなら…と考え直していただくも良しです!